〒192-0046 東京都八王子市明神町4―14―5
リーベンスハイム八王子2−203
合同・一般労働組合全国協議会 多摩連帯ユニオン気付
電話042(644)9914
e-mail: yusei.hiseiki.union@gmail.com
(ご注意: 上記 e-mail アドレスをご使用の場合、全角文字@を半角文字@に打ち直してご使用ください)

2013年6月5日水曜日

郵政非正規ユニオンNEWS24号

16日全国ビラ24号

全国に郵政非正規ユニオンの旗を立ち上げよう!
郵政本社へ春闘要求闘争勝ち取る!

5・1メーデー新宿デモをやりきった!

 郵便局で働く皆さんご苦労様です。
 5月1日郵政非正規ユニオンは、午前中郵政本社前に30名で登場し、春闘要求の申入れ行動を行ないました。午後は、新宿中央公園の動労千葉・動労総連合の呼びかけの、5・1メーデー全国集会に参加し、JR本社を始め「アルバイトのクズ」と、言い放った元東京多摩局大工原課長の勤務する新宿局へのデモを行ないました。
 今年の「本社春闘要求」はこの2年間で力をつけ、現場組合員が合流するなかでたくさんの要求が出されました。
 要求項目は「郵政非正規ユニオン」として、「期間雇用社員でも労働者として正規・非正規の雇用形態による差別は認めない」という内容で迫りました。
 内容の一部として「期間雇用社員の一律200円の時間給の賃上げや期間雇用社員にも冠婚葬祭等を有給とすること。スキルダウンによる賃下げを行わないこと。一時金を正規社員と同額とすること。そして期間雇用社員への一方的な雇い止めは行わないこと。」などです。
 私たちは仕事をして賃金を得る。それによって生計を立てる。それは誰もが同じ立場です。正規雇用であればこれまでのたたかいによって守られ相応の対価を安定して獲得できている。しかし非正規というだけで雇い止めされ職場を追われる。退職強要や自爆営業はやりたい放題。スキルダウンによる大幅な賃下げで、泣くなく辞めざるをえない状況に追い込まれます。
 私たちお選別しているのは経営の側であり、私たち自身が互いに正規・非正規の壁を作っているわけではありません。
 期間雇用社員の労働者としての「春闘要求」を労働組合として行う意義は、そのような支配の構図を認めないこととして示す必要があるのです。
 非正規社員の労働組合を認めたくないのか、それとも「郵政非正規ユニオン」という労働組合が結成され本家本社に要求行動をする事実を恥とするのかはわかりません。
 しかし、「春闘要求は受ける・・しかし本社へ入場するときは労働組合の腕章やゼッケンは禁止である!抗議行動は無届集会として警察を呼ぶ!その条件がのめなければ要求は受けない!」という言葉にすべてが現れています。
 労働組合は労使対等であり、それは労働組合法によって定められている人としての労働者の権利です。
 団体交渉の部屋には椅子が4つあり、事前に組合同席者は代表として3人と協議したにも関わらず「3人という話はしていない!どうしてもというなら一人は横で立っていてください!」このような屈辱があるだろうか?
 そして交渉終了後には「組合の方は裏口の通用門からお帰りください・・」といってのける始末。
 私たちは正面玄関から堂々と出てきた先には、戦勝を祝うかのように5・1メーデーの長蛇の隊列とユニオンの大将旗の巨大な「団結」が風にはためき、そのことが5月1日が8時間労働制を勝ち取ったたんなる祝いの日ではなく「労働者の闘争の日」として座った証明です。
 郵政非正規ユニオンは人は人であり、誇りをすててまで金の奴隷とはならない!と主張出来る労働組合です。すべての郵政労働者は郵政非正規ユニオンの旗を全国に立ち上げ一千・一万の現場の怒りでもって闘おう!

今こそ共に立ち上がろう!
郵政総体40万の総決起を!

腕章をはずせ!代表団に椅子が2個しかないから1人は立っていろ!
交渉終了後裏口から帰れ! これが労使対等な団体交渉か

ニュースへのリンク

2013年6月2日日曜日

晴海局・奥野さんに労災認定!晴海郵便局は「雇い止め」を撤回せよ!

DSC_0131-200x134

 5月7日付けで中央労働基準監督署は、交通災害で療養リハビリ中の晴海郵便局郵便部奥野明子さんに、13年2月1日にさかのぼって、労災認定を決定しました。加害者側の三井住友海上保険会社は1月31日をもって、整形外科医の診断書を無視して「症状固定」の社内決定を強行したため、2月以降は、奥野さんは保険会社との交渉によって生活費を前払いさせるやりくりをしてきました。
 しかし今回中央労働基準監督署は、専門医の診断を尊重し保険会社の決定を覆しました。2月1日以降は交通災害による休業とリハビリ治療が労災として国の法律で認められているのです。
 今回の労災認定を受け療養中の奥野明子さんを「雇止め」した晴海郵便局の違法性と人権侵害はよりいっそう明らかになりました。わたしたちは、晴海郵便局が責任を取り奥野さんに謝罪し直ちに「雇止め」を撤回することを要求して闘っています!

3月末、「雇い止め」強行

 晴海郵便局は、昨年8月下旬奥野さんに「(療養中の)あなたがいると人を雇えないから辞めろ」(田中郵便副部長)と退職強要してきました。8月末の団体交渉でそれは撤回させましたが、今年2月には再び自主退職させようと、北澤郵便部長が個人宅への直接訪問と面会を申し入れてきました。立会人を要求すると「『雇止め』は決定済みだ」と話し合いも説明もせず、「雇止め予告通知」の郵送を強行しました。3月の2回の団体交渉においても、「就業規則10条」にしがみつき事実上
「非正規に人権なし」と強弁するだけでした。労働基準法や関係法令への恐るべき無理解をさらけだしました。追い詰められた晴海郵便局は理由も説明できずに団交を打ち切って3月末の雇止めを強行したのです。

5月1日、郵政本社抗議行動へ決起

 もともと奥野さんは郵政非正規ユニオンの組合員ではありませんでした。始末書など書いたこともなく一生懸命働いてきたごく普通の労働者です。お母さんから「宗教と組合には関わるな」と言われて生きてきた(労働運動に)ズブの素人です。ところが、あまりの人権無視の晴海郵便局のやりかたに立ち上がらざるを得なったのです。そして怒りを爆発させて8月以降とりわけ2月から5月までの闘いすべてで晴海郵便局を圧倒してきたのです。5月1日にも郵政本社に「直談判」し、「雇止め」を撤回するよう堂々と要求してきました。

JP労組本部を打倒し労働組合を再生しよう!

 極限的な人減らしと合理化の攻撃である「郵政グループビジョン2021」を率先推進しているJP労組本部を許さず闘いましょう! JP労組本部を打倒し、労働組合を再生する闘いは、「2021」攻撃を粉砕することと一体の闘いです。
 「新人事・給与制度」による大合理化攻撃を労働者の「生存権」と「安全」をかけて粉砕しよう!強制配転阻止!非正規職撤廃!「雇止め」阻止!を労働組合を再生する闘いとして闘いましょう!
 皆さん! 雇止め解雇を撤回させましょう。ご支援よろしくお願いします。(郵政非正規ユニオン・秋山信幸)

合同・一般労組全国協議会サイトから転載