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2013年11月18日月曜日

郵政非正規ユニオンNEWS34号

全国ビラ34

 

またしても始まった年賀ハガキの自爆営業!
巨大郵政に反省なし!

11・3全国労働者集会に郵政の仲間が大合流!

特定郵便局にも襲いかかる「郵政グループビジョン2021

 冬の寒さが身にこたえる中、日々の激務ご苦労様です。
 11・3全国労働者集会は大成功に終わりました。郵政非正規ユニオン齋藤委員長は、郵政代表・青年代表として登壇し、組合大将旗を掲げ全国の郵政労働者共に並び、「郵政非正規ユニオン一千人建設を成し遂げ勝利をつかむ時だ!時代は私たちを求めている。勝利を!」と発言、その後5600人の参加者に向けて「団結して闘おう!」のコールを三連呼し、会場全体が沸きかえりました。
 郵政非正規ユニオンが非正規労働者の労働組合として結成され、巨大郵政と対決しながら、全国の郵政労働者の組織化を対象としてから3年着実に組織は拡大し力をつけています。
 この3年間の組織化の闘いは、郵政民営化と合理化、ゆうパックとペリカン便統合の失敗という悪策のもと、その失敗の全責任を社員一人ひとりに押し付け自主退職や雇い止め解雇にされてきました。こうした攻撃に対し、郵政非正規ユニオンは、非正規社員が団結し組合を作って闘えば道は切り開けることえを身をもって訴えてきました。
 JP労組は現場のために闘わず会社と一体となって、すべての責任を現場に押し付け、誰一人として責任を取ろうしません。郵政当局の悪行と腐った御用組合JP労組と闘う「郵政非正規ユニオン」のニュースはこの三年で相当数が現場へと伝わり、インターネットのアクセス数も総計で100万を超えています。
 全国に数千局ある郵便局に定期的なビラいれ情宣活動を行なってきました。
 今回の全国労働者集会で合流した新たな仲間は、特定局の若い期間雇用社員です。パワハラが酷いので辞めたいという同僚がいる街中の小さな局です。ということで当該に話を訊くと「私の局は街中の普通の郵便局でビラを配るのを見たことがないので、始めて知人から郵政非正規ユニオンを知りました。JP労組に相談も出来ないし、そもそも7人ほどの小さな職場なので上司の暴君ぶりに誰も何もいえません。
 年賀の自爆営業や嫌がらせが酷いのも自分の局だけで、運が悪かったと思うしかないのかと思っていましたが、郵政全体がブラック企業そのものである事実に驚きました。JP労組が役に立たないだけでなく敵のようなものであるのは郵政の社員であれば誰でも知っています。郵政非正規ユニオンが闘う労働組合として全国展開していることを訊いたので話をして加盟したいと思ってきました」というものです。
 郵政は遂に「郵政グループビジョン2021」の実行の為に、今までは社会問題化する可能性が大であるとして避けてきた、街中の郵便局でも年賀の自爆営業やパワハラによる退職強要や雇い止めやスキルダウンの凶行に踏み切りつつあるということです。
 そしてそのような現状が、いかにも「特殊な問題管理職」という偽装で郵政当局に教育された思惟的で悪辣なものかがうかがわれます。だが同じ郵政労働者として5分10分話しただけで郵政非正規ユニオンの一員としてすぐさま意志一致できるのは郵政の悪行が全国一律のものである証明でもあります。郵政非正規ユニオンは拡大しています。健全な職場と権利の為に共に立ち上がろう!

郵政当局は遂に街中の小さな
特定郵便局にも悪手を伸ばす!

ニュースへのリンク

2013年11月17日日曜日

非正規をなめるな! 軽々しくクビにされてたまるか!

郵政非正規ユニオン 奥野明子

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労働委員会で闘って勝利します

 最初の頃は恥ずかしさの余り、スピーチなど出来ませんでしたが、少しずつ自分で声を出していく重要さに気づき、今ではあらかじめ用意してきた原稿を片手に、郵便局に向け、郵便局で働く人に向け、「この解雇は不当であり、撤回させるまで闘い抜く」と宣言しています。

 晴海郵便局に対して、これまでに七回の要求書を提出していますが、課長によると「部長はいつも不在」だそうです。長田総務部長はどこへ行っているのか問い詰めても「私は代理で文書を受け取りに来ましたので」としか発言しません。この行為も不当労働行為にあたります。私たち、郵政非正規ユニオンはこれまでの不当労働行為に対し、労働委員会に提訴することを決めました。

 郵便局が「あーだ、こうだ」難癖をつけてこようが、「正義は我にあり」です。これから先長い闘いになるでしょう。だけど負けません。周囲の期待と、非正規に対する郵便局の間違った「常識」を正すため最後まで闘い続けます。

「あなたがいるから新しい人が雇えない」と退職強要

 2012年4月17日、交通事故に遭い、右足首関節捻挫・右膝靭帯損傷という重症で、3ヶ月間ギブス固定の生活を余儀なくされました。

 8月半ばに、郵便部田中副部長から電話がありました。「あなたがいるから新しい人を雇えない。辞めてもらえませんか」という信じられない発言をしたのです。私は内心パニック状態になりながらも「辞めません」とはっきり意思表示しました。

 同僚に相談し、郵政非正規ユニオンに相談してみたらどうかと勧められ、即座にユニオンに連絡を取りました。8月後半にユニオンのメンバーとともに晴海郵便局に押しかけ、総務部長田総務部長に談判し、「そのような事実はありません」と回答を得て、雇用継続を勝ち取ったのです。

晴海局と徹底的に闘うことを決心

 2013年3月、「勤務成績不良」との理由をもって雇い止めを通告されました。当時は労災休職中であり、勤務してない状態であり、とんでもないいいがかりです。また、2月の団交においては、あらかじめ用意していた「団体交渉打ち切り」文書を読み上げるとさっさと会場から立ち去っていきました。

 その事で私の怒りは頂点に達し、「非正規をなめるな!非正規だからと軽々しくクビにされてたまるか!」と晴海郵便局と徹底的に闘うことを決心したのです。

毎月5回の局前街宣を貫徹!

 その後、晴海郵便局前での毎月1回の大街宣と毎週1回の街宣をもって、当局の不当労働行為を追及し、非正規を人間と思っていない郵政の腐りきった体質を弾劾して、スピーカーで延々と声を張り上げています。

 晴海局の門前闘争はこれからも継続しますが、今後、闘争の舞台は、労働委員会にも拡がります。ご支援よろしくお願いします。

合同・一般労組全国協議会サイトから転載

2013年11月6日水曜日

郵政非正規ユニオンNEWS33号

全国ビラ33号

 

「新一般職」導入は、全社員の非正規化と
21500人削減の郵政版「追い出し部屋」だ!

郵政民営化失敗の全責任を社員に転嫁するブラック企業郵政

 日々の激務ご苦労様です。
 「郵政グループビジョン2021」は、社風の大幅な改革などと称して、現在の日本郵便18万1千人体制を2021年までに、15万9千500人体制にしようというのです。その重要な柱が、「新一般職」の導入です。
 8月長野市で開催されたJP労組全国大会に於いて、3割以上の代議員が反対するという異例の事態になりながらも、中央本部は強行採決しました。これを受けて郵政当局は、来年の4月から「新一般職」の導入を決定しました。

解雇自由の「新一般職」

 この「新一般職」は、安倍政権が進める「限定正社員制度」=出世や移動を望まない労働者を低賃金でこき使うか、退職に追いやる「解雇自由制度」と全く同じものです。
 正社員で配転や移動、職種変更に応じない者やささいなミス等を理由に雇い止め・解雇の対象として「新一般職」に追いやり、また非正規社員は、3年頑張れば正社員の試験が受けられるなどとしてきた従来のあり方から、一転して2012年をもって正社員登用の道も見合わ打ち切り、賃金が高い期間雇用社員から「新一般職」に移行させ、遅刻、交通事故等を口実に徹底的な賃金抑制を強行し、生活が出来ないところに追い込み、退職を強要するというものです。「株式を購入する投資家に評価される魅力的な会社」に等と言いながら、実際は2021年までに2万1千500人の雇い止め・解雇を行なおうというものです。まさに郵政版の「追い出し部屋」が「新一般職」の導入です。

団結こそ生きる道 郵政非正規ユニオンに入り闘おう!

大幅なスキルダウンは違法

 すでに、2015年株式の上場に向かって、何が何でも「黒字」にするために、全国でスキルランクの高い期間雇用社員をターゲットに、遅刻や交通事故などのミスを口実に、スキルの大幅ダウンを強行しています。スキルの「習熟有」を「習熟無」にすることによって年間40万円もの減額が行なわれています。反省や謝罪をしてもほとんど永久にスキルは回復されません。こうしたなかに非正規社員を追い込み、生活自体が成りたたないところに追い込み、退職を強要するというものです。退職強要の中で病気になりやむなく退職した社員が全国で引き起こされています。
 2010年までは、遅刻や交通事故などでは「習熟無」とされることはなく「A習熟有」は継続されていたのです。2010年のゆうパックとペリカン便統合の失敗以降赤字を埋め合わせる為に、現在のささいなことで大幅なスキルダウンを行っているのです。これは違法そのものです。

本格的な闘いはこれからだ

 郵政当局の理不尽な「新一般職」の導入に対し、JP労組代議員の3割にも及ぶ反乱が始まりました。社員は誰一人として、この「新一般職」を認めていません。民営化破綻の一切の責任を社員に押し付け、「あるべき姿」等称して、会社とJP労組が一体で2万人の人員削減等絶対に認めることは出来ません。正規社員と非正規社員が団結し闘うことで、1人の首切りも許さず、闘いに勝利することは出来ます。郵政非正規ユニオンに結集し共に闘おう。

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